FC2ブログ
2019-02- / 01-<< 12345678910111213141516171819202122232425262728>>03-

2019.02.13 (Wed)

蔵だより NO101 (2019.2)

     女将の蔵だより   NO101 矢野美代子 記
 なにげなく、近所の梅の木を見上げたら、白い花がいつの間にか満開になっていました。チョロ吉との散歩がなくなり自然を感じるのを忘れていた事にあわてて気がつきました。「春」が来ている。何か温かい風が幸せを運んできているそんな気持ちになり、蔵だよりを書きたいと思いました。皆様、読んで下さいね。

     新酒が出来ています
 昨年から仕込んだ新酒が次々と出来ています。蔵の中は新酒の香で一杯です。純米大吟醸「権右衛門」も出来上がりました。今年も美味しく出来ています。蔵元として、幸せを感じる時でもあります。管理をきちんとして皆様に届けられる様に努力していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

     サキソフォン四重奏
 ツーリズムでは、私はおもてなしとして「たつみの蔵」で音楽を楽しんでもらっています。毎年、土曜日は深町さん(プロ)のサキソフォンの生演奏です。いつもはお一人での演奏ですが、今年はソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4名で四重奏を演奏してもらいます。私は今までサックスと思っていましたが、ベルギーの楽器修理屋の息子「アドルフサックス」が発明した楽器で、サキソフォンと名づけられたそうです。ツーリズムでは、11時、12時、13時、14時、15時の5回を20分ずつ演奏されます。また5月26日(日曜日)はサキソフォン八重奏を「たつみの蔵」で演奏して下さいます。まだ聞いたことがないのですごく楽しみです。皆様是非お出かけくださいませ。お待ちしています。

     幸せ
 早くも、この鹿島に嫁いで40年を越えました。始めは、お友達もいないし寂しい日々でしたが、子供達が幼稚園に行き出してから、この性格、沢山のお友達ができました。子供から手が離れると今度は近所のお店屋さんと親しくなりました。M紙店に行くといろいろなアイデアを教えてもらいます。又I時計屋さんに修理を頼むと「今ミカン貰ったから持っていって」と持たせてくれたりします。T商店に行くと、近所の方々の集まりで、楽しいお話しを聞かせてもらいお茶を飲みながらほっこりします。94歳のKさんは「ボケ防止よ」と沢山のおかずを私に作ってくれます。私は、この土地に来て皆さんの温かい心に「なんて幸せだろう」と思います。又ツーリズムには、深町さん達の生演奏、大学の友人でNちゃんのご主人達が「三線の演奏」をしてくれます。お客様のT夫妻も24日、蔵を手伝うからね」と言ってくれます。幸せは心次第と言いますが、私はなんと幸せ者だろうと感謝で一杯です。皆様ありがとう。頑張ります。
スポンサーサイト
14:50  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2019.01.29 (Tue)

蔵だより NO100 (2019.1)

   女将の蔵だより   NO100 矢野美代子 記
 新春のお慶びを申し上げます。新しい年を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。NO100に蔵だよりがなりました。継続は力なりと申します。自分でも感無量です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。嬉しいです。

     銅像の画像
 我が家の5代目矢野和良さんが当時流行した「鹿島熱」の原因は「水」と考えて上水道敷設を思い立ちます。井戸掘りの専門家を自宅に滞在させ土地家屋を担保に入れ借金しての挑戦。二年にして優良な水源を発見しました。そして上水道は完成しました。その後水源地に銅像が建立されたのですが、戦争で銅像は無くなりました。今は、石碑が建っています。ところがお正月に主人の友人が「戦前のデーターに銅像を写したのがある」と言い持ってきました。早速印刷してもらいました。袴姿の立派な等身大の姿を初めて見て、私も世の為に役に立つ事をしないといけないと思いました。(小さな親切から)和良さんは肥前蔵心純米大吟醸のラベルになっている権右衛門さんの五男です。今我が家があるのもご先祖が地域の為働いて下さったおかげと感謝します。お正月に見ることが出来て感動です。ご先祖様一生懸命働きますので、これからも見守って下さいね。

     家族
 今年は、中国から帰国した長男夫婦も初めてお正月に帰省しました。娘夫婦も来てくれて大家族でにぎわいました。私は大家族で生活していたので、とても嬉しく、昔の事を思い出しました。そして幸せとは、何もなく健康に過ごせる事と実感しました。ただ私達がゆっくりしている間も、杜氏になった次男の元英はお正月もなく、もろみの世話で休みなく働いていました。その後姿を見て「美味しいお酒できますように」祈っています。

     梯子(はしご)
 タンク専用のはしごの下がぐらぐらしていました。以前、蔵で骨折した私は「怪我でもしたら大変」と昔、宮大工のIさんに「はしご」を作ってと頼みました。すると、Iさんが、「奥さん、昔の職人さんの知恵に驚ました。「差し込みの角度、傾き。100年位前のでしょうが、よくこんなのを作れたものですね。ただただ、先人の知恵に敬意を払うだけです」と感心されていました。何も考えずに修繕してと頼んだ私は驚きました。その後、出来上がったはしごに柿渋を塗り、今日の大安の日に使い始めます。後100年持つかな~。Iさんありがとうございます。これで一安心です。それにしてもはしごの価値観が変わりました。感謝
10:41  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(1)

2019.01.29 (Tue)

蔵だより NO99 (2018.12)

    女将の蔵だより   NO99 矢野美代子   記
 早いもので、あっと言う間に1年が過ぎ去っています。今年は私にとって色々な事が沢山ありました。まず、中国に住んでいる息子夫婦に会えた事。全国燗酒コンテストで上撰が最高金賞を頂き東京日帰りで賞状をもらいに行った事。大切なチョロ吉(犬)が亡くなったのと同時に亀吉(亀)逃亡した事。京都に夫婦で行けた事。蔵だよりを読み返すとその時の状況が走馬灯のように思い出されます。NO100まではいきませんでしたが、まだまだ続けて行こうと思います。これからも宜しくお願いします。良いお年をお迎えください。 感謝

    お酒の会
 鹿島の料亭「割烹清川」で平成最後の「お酒の会」が12月23日にありました。クリスマス会やら忘年会でなかなか人数が集まらず大変だろうと心配しましたが、当日は多くの方々がいらっしゃいました。東京から来て下さったお嬢さんは「お母さんが一人住んでいるので一緒に楽しみたい」と親孝行の姿に感動しました。又F夫妻は、奥様が中学時代からペンフレンドの金沢のお友達ご夫妻を招待され昔の話で盛り上がっていました。「中学からで40年近く文通しています」と挨拶をされましたが、本当に驚きました。でも、お酒の席で皆様が楽しく過ごしていただけるのは、私達造り手に取まして、幸せを感じる一時でありました。計画を企てた清川様ありがとうございました。皆様ありがとうございました。 

    肩書き
 今まで何もできない私なのに、主人が私を4年前に「専務」にしました。皆さんは、当然息子に「専務さん」と言います。「あのー私が専務です」と言いますと「えー」と感嘆の声。気が重たい日々でした。今回の役員改正で息子が「専務」になり「バンザイ」と喜んでいました。すると、お嫁さんが「女将」と言い始めました。「女将の蔵だより」を書いているせいかもと思いましたが、「女将」と言われると「きょろきょろ」して「あ、そうか私ね」と戸惑う私です。責任がなくなり、さあ、これからは自分らしくやっていこうと思いました。これからも宜しくお願い致します。

    大掃除
 いつも暮の大掃除は、忙しく間に合いません。着なくなった洋服をゴミに出すのは心が痛み、そこで綿は使い捨て雑巾みたいに小さく切りあちこちに置いておきました。気がつけば、窓拭き,棚のほこり取り等ふいていたらいつしか奇麗になり、掃除も楽になり気持ちもいいです。毎日の積み重ねを実感した暮でした。
10:30  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2018.11.24 (Sat)

蔵だより NO98 (2018.11)

     女将の蔵だより     NO98 矢野美代子  記
 国道沿いのイチョウの木の葉が真黄色に染まり、落ち葉が道路を黄色に塗りつぶし、空の青空とのコントラスがみごとです。まるで油絵から抜け出した様な気になり、秋を楽しんでいます。皆様いかがお過ごしでしょうか。さあ、蔵だよりを書きます。NO98 うふふ。続いていますよ。読んで下さいね。

      権右衛門
福岡国税局主催 酒類鑑評会において、純米大吟醸「権右衛門」が「金賞」を受賞致しました。皆心一つになり「和」で励み努力と、応援して下さる皆様のおかげでこうして賞が取れたことに改めて感謝と御礼申し上げます。

      北海道神宮顕彰会
 11月12日に北海道神宮顕彰会の方が我が家にいらっしゃいました。佐賀では、明治維新150年を記念して「島義勇の銅像」が出来ました。島義勇は幕末から明治にかけて佐賀藩士から官吏となり「北海道開拓の父」と言われています。数年前から島義勇の縁で北海道神宮とご縁がありました。銅像の祝賀会、島義勇のお墓参りの為に、権禰宜の伊藤さんが皆様と一緒にいらっしゃいました。お話しを聞き、北海道の方が島義勇を大切になさっている姿に感動しました。改めて北海道の厳しい自然の中での開拓された先人の姿を肌で感じた気がしました。遠方より、わざわざお出で頂いたことに感謝しています。

      高台寺  圓徳院
 秋の京都に行きました。今回も新しい寺院の訪問ができました。その一つ、豊臣秀吉の正室「ねね」が晩年を暮した高台寺塔頭「圓徳院」は、素晴らしいお庭、秀吉ゆかりの三面大黒天もさることながら、ご住職の話では、秀吉が「ねね」を大変大事にした事、逆に「ねね」が秀吉の政治に大変影響を与えた事、秀吉は相手が何を望んでいるか察知し行動に移した事等、歴史の裏話を聞き今の時代に通用する感性を持って接する事を学び面白かったです。

      新酒 生酒(限定)
 10月半ばから酒造りを始めました。ちょっと早い時期から始めました。11月下旬には美味しい新酒が搾れます。限定商品で搾りたての生酒をそのまま瓶詰め。フレッシュで爽快な新酒らしいみずみずしい味わいが特徴です。
平成最後の新酒生酒。この時期にしか楽しめない味わいを是非お楽しみ下さい。
     12月上旬より発売開始致します。
10:49  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(1)

2018.11.06 (Tue)

蔵だより NO97 (2018.10)

    女将の蔵だより    NO97 矢野美代子 記
 お庭の銀モクセイの香が漂い始めました。今まで暑かったので、秋の気配をあまり感じていませんでした。自然は正直ですね。こんな暑くても時期になると花が咲き、香を漂わせてくれます。秋でセンチになりましたが、さあ蔵だよりを書きます。読んで下さいね。   
          山田錦
 主人も私も早歩きで散歩を続けています。先日、中尾さんの酒米「山田錦」の様子を見に行きました。台風が通過したので心配でした。酒米の山田錦は稲穂が長く、風や雨で倒れます。倒伏していますが、生育は順調のようです。もうすぐ稲刈りが始まります。今年も美味しいお酒が出来ますように祈ってきました。
          チョロ吉のプレゼント
 チョロ(犬)が亡くなる日の朝、夢に「ありがとう」と出てきました。その後下りて行くと、主人と私の顔を見てからすぐ亡くなりました。始めてペット霊園に連れて行きました。すると以前「古社寺」で取材したご住職様が、矢野さん、「古社寺」を本にしたらどうですか?5年半も書いたのだから。とおっしゃってくれました。主人は、「はあ?」と曖昧な返事でした。その二日後、お酒の会でお会いしたM氏は本とか冊子を担当していました。私はピンと来ました。チョロ吉を今まで世話した「お礼」が皆さんを引き合わせていると。まるで流れがあるみたいに。主人が言いました「古社寺の前、地元の蔵も一年間取材したのでそれも一緒にして出せばいい」と。まるで日本昔話みたい。犬のプレゼントと思いました。主人の気が変わらない内にお願いします。チョロちゃんありがとう。

           お酒造り
 まだまだ、寒くなりませんがお酒造りが始まりました。毎年一年生と言うように、お米は気候で硬くなったり、柔らかくなったりします。お米の状態に合わせて造りますので気が張ります。私は蔵の掃除当番。蔵の神様に好かれるように
お掃除をして気に入られたいと頑張ります。宜しくお願い致します。

           そろばん
 部屋を掃除していたら、子供達の小学校時代のそろばん、と本が出てきました。近頃は頭を使わないので、脳の退化を防ぐ為に一日10分そろばんを始めました。まず、指が動かない。いらいらしながらも毎日悩のトレーニングと思いやっています。するとなんとなく指の動きが速くなってきました。その内上達すると思い練習していますが、改めて日本の文化は凄いと思いました。

10:05  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)
 | ホーム |  NEXT>>