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2018.06.07 (Thu)

蔵だより NO92 (2018.6)

    女将の蔵だより     NO92  矢野美代子  記
 家のあちこちにドクダミの花がさいています。白い花は、緑の葉に映えて、活き活きした感じです。乾燥させたものも漢方薬としても売ってありますが、多くの花を見るだけで元気を頂いています。さあ、蔵だより読んで下さいね。

     東京の旅
 蔵の造りが終われば「東京に招待するね」と姉が言っていました。「えーそんな図々しい?」と思っていましたが、飛行機のチケット番号がメールできました。「嬉しい」姉は私に「行きたい所言って」と言いましたので、以前我が家に来ていただいた方のお店を告げました。姉は私が来る前に下見してくれました。一軒目は根津神社の近くでした。下見しないとわからないお店でしたが、格子戸を開け入るととてもいい感じでした。ご主人様と奥様のお二人にご挨拶をしてから、神社で「ちまきの飾り物」を買いました。夜は神楽坂の懐石のお店で食事を楽しみました。旬の野菜の味が生かされて「野菜がこんなに美味しいの」とお酒と共に舌鼓。満足したすばらしい一日をプレゼントしてもらいました。普段家ばかりいるので、あまり感動はなかったのですが凄くエネルギーを頂きました。旬の野菜の味を生かす工夫をしてこの感動を維持しなくてはと思いました。素晴らしいチャンスを作ってくれた姉家族に感謝致します。ありがとうございました。

     くちなしの花
 甘い香りのくちなしが咲きました。いつも青虫に食べられて、葉っぱもなく枝だけの状態でしたが、今年は、殺虫剤を早目にスプレーしていました。昨日、真っ白い花が咲き甘い香りが漂っています。ちょっと手を入れるだけでこんなにも植物は反応するのかと思い、今はこの優しさの香で幸せを感じています。

     奈良漬
 5月末位から瓜が入ってきますが、今年は花目が遅く少し遅れていると業者の方から言われました。近頃「奈良漬はありますか?」とのお客様からの問い合わせがよくあります。今年も皆で心を込め7月のお盆に間に合うように造りますので、お待ちくださいね。

     竹の園  純米酒
 隣町の若手農家が造る契約栽培の低タンパク「さがびより」で醸した飯米100%の純米酒です。軽いメロン様の香ときれいな酸が軽快な酒質に調和し食中酒としてバランスの良いお酒に仕上がっています。このお酒のラベルが私は好きです。日常生活のご飯茶碗と箸、端っこにめざしの食べたあとの骨が描いてあり「ほっこり」して楽しいですよ。夏のお酒として如何でしょうか。
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17:52  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2018.05.30 (Wed)

蔵だより NO91 (2018.5)

      女将の蔵だより   NO91  矢野美代子 記
 新緑のまぶしい季節になりました。皆様如何お過ごしでしょうか。
酒蔵ツーリズム(蔵開き)が終わると、選挙もあり気がつけば、ゴールデンウィーク。時の流れの速さに驚くばかりです。さあ、今月の蔵だより読んで下さいね。

     節句
我が家の土間にお父さん、主人、息子の節句を飾りました。お雛様に比べると、地味な気がします。ただ、焼き物の金太郎さんの顔は時代の流れを感じさせるように目の大きさは昔細かった目がだんだんぱっちりと大きくなっています。
 主人の鯉のぼりは切ってのれんにしました。濫の色合いが68年の時代を感じさせますが、いい感じになりました。吹き流しは土間の柱と柱にくくりつけるとまるで竜が泳いでいるみたいです。私はこの年1回の季節感を楽しんでいます。

     雀
 我が家の蔵では、毎朝主人が出かける前、神棚のお水と榊の水をかえてでかけます。その後、私が洗米と塩を持って蔵へ行き皆で柏手を打っておまいりします。お米を蒸していた時は、神棚のお米はいつも残っていたのですが、甑倒しでお米を蒸さなくなると神棚にあげたお米は空っぽです。おまいりが終わると同時みたいに神棚に雀が来ます。お庭に余った洗米をまくことがありますが、何処からともなく雀が飛来しお米を食べています。無臭で米粒は小さいのですがどうして気づくか不思議です。ただ言える事は、雀にしては肥満タイプです。動物の本能に驚かされ、私もたくましくならなくてはと思う日々です。

     佐賀大学のお酒~悠々知酔
~佐賀大学のお米と酵母を使ったお酒です。学生主体で酒質を設計、学生参加のもとで純米酒を2種類醸しました。2年毎に蔵元を変えるので、昨年から我が家で造っています。今年は農学部の圃場で栽培した「さがびより」を原料にもちいて純米吟醸と山廃純米の2種類をつくりました。純米吟醸は上品な香とふんわりした甘味で女性や日本酒初心者にもお勧めできます。山廃純米は昔ながらの造りで旨味と酸の調和した濃厚な味わいです。学生達が一生懸命造りました。私も出来上がるまでとても緊張しました。美味しくできてとてもうれしいです。学生の皆様、関係者の皆様 心より感謝致します。

     肥前蔵心特別純米 超辛口
 5月の連休明けから「肥前蔵心特別純米 超辛口」を発売します。
麹米に岡山県産の「雄町」掛米に北海道の「きたしずく」を用いており、ふくらみとキレの両立した純米酒です。夏酒としてお勧め致します。 

   安心立命   毎日を悔いなく送りたいと思います。
17:58  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2018.04.10 (Tue)

蔵だより NO90 (2018.4)

    女将の蔵だより    NO90 矢野美代子  記

 暖かい日々が続きました。桜のつぼみがアッと言う間に満開になりました。県外からいらっしゃったお客様が城内の旭ケ岡公園の桜が素晴らしいと褒めてくださいました。「あ、私も見に行かなくては」忙しくて桜の花の事忘れていました。自然と接しエネルギーを頂き蔵だより書きました。さあ、読んで下さいね。

    ツーリズム ありがとうございました
 今年は、天候に恵まれ8万人以上の多くの方々がいらしてくれました。鹿島の人口より多くの人達で町中はあふれました。その裏には、官民一体となり市役所、観光協会、商工会議所、ガイド養成の方々、銀行の方々、バスの運転手さんと限がありません。お客様は桜の花見と一緒に楽しんでいらっしゃいました。イベントをやるのに町全体の協力があってこそ成功できたと思います。関係者の皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございます。感謝

    蔵だより90回そして結婚40年
いつの間にか「蔵だより90回」を書いています。H先生が息子の大学の時「蔵の様子がわかるように、気が付いたこと、お酒の造りなど書いたらいいよ」とアドバイスを下さいました。月1回のペースで思った事、気が付いたこと等書いていました。そしてお二人のおかげです。「蔵だより」を送ると、絵葉書きを頂き大切に保管していますし、御住職様からはいろいろな佛様のお話等を教えてもらうので文通?みたいに続いています。よし100回目指して頑張ろう。
 そうそう、90回で思い出したのは、今年3月で結婚40年の節目でした。
以前蔵開きの原稿で「亭主関白の夫に使えて25年」と書いたら新聞社の記者の方が「もしもし」と電話してきて、「新聞は真実を書くのだから」・・・それで最後に噂では「かかぁ殿下」と言われています?を書き加えたのを思い出しました。これからも蔵だよりとご主人様、皆様どうぞ宜しくお願い致します。

    甑倒し
 3月31日が甑倒しでした。10月半ばからのお酒造り。粕漬け大根も取りやめてお酒一筋。長期戦大丈夫だろうか?と心配しながらの出だしでした。いろいろ苦労はありましたが、お陰様で皆力を合わせ甑倒しが出来ました。常務は日曜日もなく、主人私も日曜日は極力手がないので手伝いました。今日が初めての休みです。お酒の管理は続きますが、実家の墓参りをして報告致しました。緊張していたせいか疲れがどっとでました。でも心地よい疲れです。これからも皆で努力してまいります。どうぞ宜しくお願い致します。      感謝を込めて
18:37  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2018.03.20 (Tue)

蔵だより NO89 (2018.3)

    女将の蔵だより    NO89 矢野美代子 記
 寒い、寒いと思いながら、チョロ吉と散歩していたらいつの間にか菜の花がたくさん咲いていました。お酒造りが続いているので何かしら余裕がない自分に気が付きました。春の香を皆様に届けたい気持ちで蔵だより書いています。

     鹿島酒蔵ツーリズム
 今年は3月24、25日に各酒蔵の蔵開きが同時開催されます。今年の新酒の発表の場です。我が家は、発酵研究会と一緒に致します。私は音楽担当でたつみの蔵でコンサート世話役です。蔵は新酒の試飲や有料試飲を楽しめます。毎年来て下さるお客様は、お酒を通じ知らない人同士が友達になったりして楽しい一時をお過ごし下さり、和やかな雰囲気が私達も嬉しいです。24日は深町宏さんのサックス。25日は私の友人達な~な~ずさんの沖縄三線とJ・パーカーズさんのサイモン&ガーファンクルのフォークソングなど楽しいイベントもあります。皆様是非お出かけください。お待ちしています。

     笑顔
 久しぶりに娘家族がやってきました。二人の孫に慣れない私達ですが、いつもニコニコしています。「よく笑うね」と言うと上の子は幼稚園で遊びまわるし、今年生後3か月の芽生ちゃんは抱っこしている時が多いので情緒が安定しているのかな?と言いました。「あ」私は近頃笑わない。忙しいと笑うのを忘れたみたい。早速鏡を見て笑顔を練習。笑う門には福来り。さあ、口角を上げにっこり。

     亀
 廊下で大きな音がコツコツと聞こえます。母の杖の音?それにしてもコツコツと同じ場所で聞こえてきます。おかしい?なんだろう?亀が動き回っていました。水槽に砂利を置いてもぐれるようにしてやっていました。冬眠していたと思ったら上にかぶせた毛布を引っ張りそれにのって出たみたいです。38才の亀吉は又元気に私達の生活に仲間入り。春を告げました。今年も元気でね亀吉。

     季節のお菓子
 お彼岸の季節。ご先祖様に「牡丹餅」を供えます。私は「おはぎ」と呼んでいましたが、ある本に春に咲く牡丹。秋に咲く萩の花から転じて定着したと書いてありました。地域で違うのかなと思っていましたが、日本語は素晴らしいと思いました。又赤色は魔除けの力があり祝い事、儀式に赤色の小豆で「赤飯、あん」として使われているのを納得しました。早速牡丹餅を仏様に供えました。どうぞ、いろんな事から守って下さいね。と欲深くお願い致しました。感謝、感謝。
18:57  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

2018.02.22 (Thu)

蔵だより NO.88 (2018.2)

   女将の蔵だより  NO88 矢野美代子  記
 今年は本当に寒い日々が続きますね。我が家は、どこもここも寒く、家の中でもコートを着ています。入ってきたお客様が最初ビックリされますが、話をしていると「車からコートを持ってきます」と私達の姿に納得。お酒にはプラスになり美味しい新酒が出来ていますよ。さあ、蔵だより読んで下さいね。

   お雛様
 節分が過ぎたので土間にお雛様を飾りました。矢野家は昔の物がありません。多分お嫁に持って行かれたのでしょう。そこで娘のお雛様、主人の妹貴子さんのお雛様を飾りました。何もない土間が一変して華やかになりました。そしたら、知り合いの人が「おじいちゃんが孫に買ってくれた木目込みのお雛様を飾って欲しい」と持ってこられて数が増え楽しい雰囲気になりました。この古い家には華やかさも必要ね。それと私の幼稚園時代の昔のカール人形も仲間に入れてもらいました。うふふ(笑)。4月3日の旧暦までお雛様を楽しもうと思います。

   梅の花
 お正月に「松竹梅」を飾って下さい。と持って来られました。とても大きかったので玄関に飾りました。1月15日に取り除きましたが、梅のつぼみが「かたずけないで」と言っている気がして梅だけ残していました。今年は寒いので咲くのは無理かも。と思っていたら、なんと昨日、2月19日白いつぼみが沢山出ていました。花瓶の水に梅の枝を入れているだけなのによく頑張ったね。と愛おしくなりました。そして季節の流れを教えてくれる自然に感動しました。

   権右衛門(純米大吟醸) 
 タンクに仕込んだ純米大吟醸を昨日搾りました。朝早く皆に出勤してもらい「今年の出来はどんなかな」と緊張の中搾り始めました。まずは神棚に新酒を上げ感謝を伝えました。「美味しい」いい感じに仕上がっていました。今年は2本造りました。常務が「2本共いい感じに出来ているので後は管理をきちんとしよう」と皆に言いました。お酒を造る中一番緊張する瞬間と幸せを感じる時間でもあります。皆様今年も宜しくお願い致します。感謝

   季節
 インフルエンザの流行で暗くなりそうですが、春はそこまでやってきています。寒い中少しずつ柔らかい風を感じるこの頃です。春よこい 早くこい。
08:38  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)
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