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2019.01.29 (Tue)

蔵だより NO100 (2019.1)

   女将の蔵だより   NO100 矢野美代子 記
 新春のお慶びを申し上げます。新しい年を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。NO100に蔵だよりがなりました。継続は力なりと申します。自分でも感無量です。本年もどうぞ宜しくお願い致します。嬉しいです。

     銅像の画像
 我が家の5代目矢野和良さんが当時流行した「鹿島熱」の原因は「水」と考えて上水道敷設を思い立ちます。井戸掘りの専門家を自宅に滞在させ土地家屋を担保に入れ借金しての挑戦。二年にして優良な水源を発見しました。そして上水道は完成しました。その後水源地に銅像が建立されたのですが、戦争で銅像は無くなりました。今は、石碑が建っています。ところがお正月に主人の友人が「戦前のデーターに銅像を写したのがある」と言い持ってきました。早速印刷してもらいました。袴姿の立派な等身大の姿を初めて見て、私も世の為に役に立つ事をしないといけないと思いました。(小さな親切から)和良さんは肥前蔵心純米大吟醸のラベルになっている権右衛門さんの五男です。今我が家があるのもご先祖が地域の為働いて下さったおかげと感謝します。お正月に見ることが出来て感動です。ご先祖様一生懸命働きますので、これからも見守って下さいね。

     家族
 今年は、中国から帰国した長男夫婦も初めてお正月に帰省しました。娘夫婦も来てくれて大家族でにぎわいました。私は大家族で生活していたので、とても嬉しく、昔の事を思い出しました。そして幸せとは、何もなく健康に過ごせる事と実感しました。ただ私達がゆっくりしている間も、杜氏になった次男の元英はお正月もなく、もろみの世話で休みなく働いていました。その後姿を見て「美味しいお酒できますように」祈っています。

     梯子(はしご)
 タンク専用のはしごの下がぐらぐらしていました。以前、蔵で骨折した私は「怪我でもしたら大変」と昔、宮大工のIさんに「はしご」を作ってと頼みました。すると、Iさんが、「奥さん、昔の職人さんの知恵に驚ました。「差し込みの角度、傾き。100年位前のでしょうが、よくこんなのを作れたものですね。ただただ、先人の知恵に敬意を払うだけです」と感心されていました。何も考えずに修繕してと頼んだ私は驚きました。その後、出来上がったはしごに柿渋を塗り、今日の大安の日に使い始めます。後100年持つかな~。Iさんありがとうございます。これで一安心です。それにしてもはしごの価値観が変わりました。感謝
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2019.01.29 (Tue)

蔵だより NO99 (2018.12)

    女将の蔵だより   NO99 矢野美代子   記
 早いもので、あっと言う間に1年が過ぎ去っています。今年は私にとって色々な事が沢山ありました。まず、中国に住んでいる息子夫婦に会えた事。全国燗酒コンテストで上撰が最高金賞を頂き東京日帰りで賞状をもらいに行った事。大切なチョロ吉(犬)が亡くなったのと同時に亀吉(亀)逃亡した事。京都に夫婦で行けた事。蔵だよりを読み返すとその時の状況が走馬灯のように思い出されます。NO100まではいきませんでしたが、まだまだ続けて行こうと思います。これからも宜しくお願いします。良いお年をお迎えください。 感謝

    お酒の会
 鹿島の料亭「割烹清川」で平成最後の「お酒の会」が12月23日にありました。クリスマス会やら忘年会でなかなか人数が集まらず大変だろうと心配しましたが、当日は多くの方々がいらっしゃいました。東京から来て下さったお嬢さんは「お母さんが一人住んでいるので一緒に楽しみたい」と親孝行の姿に感動しました。又F夫妻は、奥様が中学時代からペンフレンドの金沢のお友達ご夫妻を招待され昔の話で盛り上がっていました。「中学からで40年近く文通しています」と挨拶をされましたが、本当に驚きました。でも、お酒の席で皆様が楽しく過ごしていただけるのは、私達造り手に取まして、幸せを感じる一時でありました。計画を企てた清川様ありがとうございました。皆様ありがとうございました。 

    肩書き
 今まで何もできない私なのに、主人が私を4年前に「専務」にしました。皆さんは、当然息子に「専務さん」と言います。「あのー私が専務です」と言いますと「えー」と感嘆の声。気が重たい日々でした。今回の役員改正で息子が「専務」になり「バンザイ」と喜んでいました。すると、お嫁さんが「女将」と言い始めました。「女将の蔵だより」を書いているせいかもと思いましたが、「女将」と言われると「きょろきょろ」して「あ、そうか私ね」と戸惑う私です。責任がなくなり、さあ、これからは自分らしくやっていこうと思いました。これからも宜しくお願い致します。

    大掃除
 いつも暮の大掃除は、忙しく間に合いません。着なくなった洋服をゴミに出すのは心が痛み、そこで綿は使い捨て雑巾みたいに小さく切りあちこちに置いておきました。気がつけば、窓拭き,棚のほこり取り等ふいていたらいつしか奇麗になり、掃除も楽になり気持ちもいいです。毎日の積み重ねを実感した暮でした。
10:30  |  美代子の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)
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