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2020.05.22 (Fri)

蔵だより  NO113 (2020.6)

女将の蔵だより   NO113    記 矢野美代子

早いもので五月もあとわずかです。コロナウイルスの影響で周りに目がいかなくなったのに気が付き、何かしようと思いました。この際衣替えの季節に思い切って着ない服を処分する事を決めました。これは高いけど着ないなとか、思い出の服だけどこの年には若すぎる等、私は欲が深いなと思いながら箱に入れています。亡くなった母が天国から笑っている気がします。さあ、読んで下さいね。

   土の生命力
 シクラメンの花が咲き「きれいね」と思うばかりでほったらかしでした。枯れたようになり、処分しようと思いましたが、油粕を入れて外に出していました。すると葉っぱも生き生きして、なんと又花が咲き始めました。自然の力を土からもらい、生き返った気がします。そう言えば、昔、犬のブービーが交通事故に遭いました。獣医さんにコタツ板に乗せ連れて行きました。レントゲン結果、腰の骨を折り、両方の後ろ足も骨折。腰の回りは36針も縫いました。「もう安楽死させたが、苦しまないでいいですよ」私達は「1週間様子を見ます」と言って帰ったら、ブービーは床下の土に前足で引きずりながら入っていきました。(昔の家だから土の地面になっています)小学生の息子達に牛乳、水等を腹ばいになって持たせました。生きているかどうかわかりませんでしたが、毎日餌と水などは持たせました。床下は真っ黒でどこに居るかわかりません。1週間すると、ブービーは床下から出てきました。生きていたのです。土で体の熱を取り、安静と自分の治癒力で治しました。出てきた時は、もう普通の犬と変わりありません。その時土の力を改めて学びました。この地球を大切に、子供達に残さねばと改めて思いました。あ、そうそうほったらかしのアロエも花が咲きました。嬉しい。

   人の温かさ
近所に郵便局があります。私はいつも時間ぎりぎりに走りこんで、「お願いします」と図々しく言います。「大丈夫です」との答えが返ってきます。先日又走りこんで封筒を持っていたら、「出しときましょうか」と言われ、その言葉に温かみを感じ嬉しかったです。又産業の段ボールを取りに月1回来られる方も誠意があり、私は一緒に廃棄段ボールを運ぶ手伝いをします。汗をかきながら一生懸命に運ぶ姿に感動します。寄れない時は予定を伝えに来られます。運送会社の運転手さんもそうです。コロナウイルスで殺伐としていますが、人の温かさ、誠意を教えられ、私は幸せと思いました。ちょっとしたことですが、それの積み重ねが人生に影響していく。そんな周りの人たちから教えられる日々です。ありがとうございます。

アロエの花(縮小)
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2020.05.01 (Fri)

蔵だより    NO112 (2020.5)

女将の蔵だより    NO112  矢野美代子 記

いつの間にかゴールデンウィークにさしかかりました。今年はコロナウイルスの影響で季節感が無いと言うか、気がつかず日々を過ごしている気がします。コロナウイルスの収束を祈願して、玄関に面浮立の風呂敷を暖簾にしてかけました。さあ、蔵だよりを書きます。読んで下さいね。

  面浮立
鹿島には、昔から秋に面浮立の奉納があります。佐賀県を代表する民俗芸能です。この頃、時間が出来たので押し入れを整理していたら、「人間国宝、鈴田さんの面浮立の風呂敷」が出てきました。そして蔵の倉庫からは、面浮立にお酒を入れる容器も出てきました。これは、コロナウイルスに立ち向かう前兆かも。面浮立の云われは、昔戦いで面を被り奇襲で勝利した説と御鬼が神様と戦い負けてから、神様の使者として人に幸せを配るそんな事が書いてあります。面浮立はいろんな災いを取り去り、幸せが訪れます様にとの願いが込められています。お祭りは秋なのですが、コロナの収束で幸せが皆さんに訪れます様に暖簾にして祈っています。面浮立頑張って。コロナウイルスに負けないで。

  ちょっと一息
世の中コロナウイルスで暗い流れですが、マーケットで支払い順番を待っていたら、前に並んだ方は衣類関係お店のMさんでした。「ねえ、マスクを作りたいので、「さらし」みたいな生地無い?と聞きました。「いや、矢野さんこの前おんじさん(おじさん)が「ふんどし」を作らないかんから3反買ったのよ。それで終わり」「えーまだ使う人いるのね」と言うと「あれが最高。布が無くなる前に買わないと生活に困る」もう、笑いが止まらず「いけないここで笑っては」我慢、我慢と思いましたが、外に出て思い切り笑うと元気が出ました。うふふ。

  後かたつけ
お酒の造りが終わり、仕込み庫は、今度は冷蔵庫の役割をします。私は壁の汚れを拭き始めています。長い間使っていたので取れにくく、老体に鞭を打ち高い壁は脚立を使い拭いています。「物にも心があるみたいで、良く働いてくれたね」とつぶやきながら励んでいます。友達のHさんが言いました。「蔵の神様が喜んでいるよ」その言葉を励みに感謝を込め、頑張っています。ありがとう。

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13:17  |  美代子の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)
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