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2016.10.18 (Tue)

蔵だよりNO.69(2016.4)

       女将の蔵だより   NO69  矢野美代子 記 (2016.4)
 早いもので、蔵開きが終わりほっとしていたら、「熊本地震」。地震を日頃感じる事はなかったので、激しい突然の揺れ。この古い木造の家にこの長い揺れがもうしばらく続いたら倒壊だったと思います。弟も熊本に住んでいるので心配です。大自然に畏敬の念を持って接しなければと思いました。遅くなりましたが、どうぞ読んでくださいね。

        たつみの蔵完成
 3月半ばに、このたつみの蔵の改修工事終りました。あまりにも傷んだ柱、屋根すべてに大工さんが、「倒れなかったのが不思議」と言われます。私は「屋根などに上り、木の腐れなどで、工事関係者の方々に怪我人が出ませんように」と終わるまでお祈りしました。幸い白壁など塗った後は、結構天気続きで予定通りに終わることできました。これが、修復しないでそのままでしたら、今度の地震で確実に崩壊していたでしょう。危機一髪。工事の時、漆喰の中に竹を編みますが、「明日は早いよ」と言われたので4時に門を開けましたが、なんと朝3時位に一時間半かけて消毒した竹を取りに行き、5時位には我が家へ持ってこられました。「まさか」驚きました。お年は70代なのに、お昼ご飯食べたら、休むことなくコツコツと仕事をされます。「不眠症には縁がないでしょう」と言いますと、「帰って食事をするとすぐ寝るよ」職人さんの気質を教わった仕事ぶりは、私にとつて新鮮な刺激となりました。5月15日には、工事関係者の方々、近所の方々を招待し、感謝を込めてピアノとチェロでミニコンサート致します。ありがとうございました。愚痴を言わずこつこつとがんばろう。

       神棚
 瓶詰めの所の神棚の掃除は6月と12月。後は外側だけ汚れたら軽く拭くだけです。ところが、何気なく「お符」が入っている所を開けました。神棚の上の溝に泥がたまり水はけでお符が濡れていました。驚いてすぐに日陰干してきれいにしました。翌日地震がありました。以前福岡沖地震では、柱が宙ぶらりん。お酒も沢山割れました。今回もひどい揺れがありながら商品のお酒は1本も割れませんでした。「守られている」そんな風に感じてしまう今日この頃です。何か教えてもらったみたいで感謝です

       新酒
 最後のお酒を搾りました。11月末から今まで毎日お酒のタンクに「美味しいお酒になってね」と語りかけ、3月末まで休みもなく長いなと思っていました。でも最後のお酒を搾る時は感無量でした。温度により、タンクを冷やしたり、寒すぎる時は巻いてやったりと、まるで子供を育てるみたいな気持ちを主人始め皆で接していたので終るとほっとしたのと、寂しい気持ちもありました。そして、少ない人数で、よく頑張ったと思います。蔵開きは発表の場。おもてなしの気持ちで「新酒」を披露したいと皆で協力してやりました。「美味しいね」「また、来年も来るよ」と多くの人々が言ってくれました。苦労もあるけど幸せを感じる一時でありました。後は、「管理をちゃんとしてお客様の口に入るのが勝負」と心しました。すべてに感謝
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12:24  |  女将の蔵だより  |  トラックバック:(0)  |  コメント:(0)

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